愛知・静岡の2チームが合併 2年の期間限定で活動 戦力強化で全国目指す
愛知を活動拠点とするトリコトール、静岡のクラブアレイアの2つのビーチサッカーチームが2019年4月1日に合併。2年間という期間限定の新しいチーム「トリコ・アレイア」が誕生した。
クラブアレイア出身の高橋亮祐選手は「昨年末から年明けにかけて、トリコロールさんから提案があった。どちらもメンバーが社会人のためトレーニングなどで集合するのも簡単ではない。貴重な土日のトレーニング時間を質の高いものにしたいという狙いと、技術力向上という目的で想いが一致した。緊張感をもち結果を出すために活動の期限も設けた」と話す。
現在プレイヤーは全員で21名。代表はクラブアレイア出身の鈴木俊多選手が務め、監督は特別設けていない。トレーニングは碧南市(愛知)と磐田市(静岡)の練習場を車で1〜2時間かけて、お互い行き来しながら行っている。
「合併が理由で退団した選手もなく、特別苦労したことはない。トレーニングの質の向上など、むしろ良かったことのほうが多い。大会、リーグ戦を通してもチームとしての一体感を垣間見ることがいくつかあり手応えを感じている」と高橋選手。
6月2日の時点で東海リーグはシーズンの半分が終わり、チームの順位は2位につけている。1位ヴィアティン三重BSとの得失点差は3ポイント。目標はもちろんリーグ戦優勝。そして10月に碧南市で行われるチャンピオンシップ、7月13日、14日に迫る全国大会東海予選を勝ち抜き、全国大会でベスト4以上を目標に掲げている。
高橋選手は「今季はビーチサッカーの価値と認知を高めるためにプロモーションビデオの制作も行った。多くの企業様に支援、協賛頂いているので結果というかたちで恩返しをしたい」と話す。
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