JFA第14回全日本ビーチサッカー大会 東京ヴェルディBSが3連覇達成
9月6日から9月8日の3日間、鳥取の賀露みなと海水浴場で、第14回全日本ビーチサッカー大会が開催された。鳥取での開催は初となる。
6日からは4チームごとに別れての予選リーグ。最終日の8日は勝ち残った4チームによる準決勝、そして決勝が行われた。
準決勝 ソーマプライア沖縄が3大会ぶりの決勝進出
準決勝Aピッチの試合は昨年準優勝のドルソーレ北九州(九州3/福岡)と3年ぶりに大会出場となるソーマプライア沖縄(九州2/沖縄)。試合はドルソーレ北九州が先制するも数分後にはソーマプライア沖縄が2点を取り逆転。第2ピリオドにはドルソーレ北九州が1店点を取り返し同点に戻す白熱した内容に。
第3ピリオドにはソーマプライア沖縄がカウンターで再びリード。更にミドルシュートでの追加点を決め4-2でドルソーレ北九州を破り決勝進出を決めた。
準決勝 東京ヴェルディBSが圧勝で決勝へ
一方のBSがピッチでは昨年王者の東京ヴェルディBS(関東1/東京)とレーヴェ横浜(関東3/神奈川)という関東対決が行われた。
試合開始から攻め立てる東京ヴェルディBSは3分に先制点。第2ピリオドには茂怜羅オズ選手が左サイドから強烈なシュートを決め追加点。さらにその後も得点を重ね5-0とレーヴェ横浜を圧勝。3大会連続で決勝に駒を進めた。
名門対決を制し東京ヴェルディBSが3連覇
決勝は、7大会ぶりの優勝を目指す歴史あるソーマプライア沖縄と、3年間公式戦無敗の絶対王者東京ヴェルディBSという顔合わせ。11人中9人が初出場という若手主体のソーマプライア沖縄に対して東京ヴェルディBSは海外経験も豊富な実力者揃いと全く色の違うチーム同士の対戦となった。
先制したのはソーマプライア沖縄。2分にコーナーからのこぼれ球を坪谷選手が押し込んだ。しかしディフェンディングチャンピオンの東京ヴェルディBS。3分に茂怜羅選手がキーパーからのボールをトラップし落ち着いてシュート。すぐさま同点に追いつく。さらにその直後、またしてもキーパーからのボールをワントラップで今度はミドルからのボレーシュート。これを決めて一気に逆転とする。その後も勢いは止まらずコーナーキックをダイレクトでゴールに叩き込みハットトリを達成。
第2ピリオドには左サイドからオーバーヘッドキックを決めこの日4得点。勢いに乗る東京ヴェルディBSは15分に川口敬介選手がボレーシュートでチーム5点目。ソーマプライア沖縄もPKで1点を返し。その後もカウンターやロングシュートでゴールを狙うも精度を欠き得点にはならず。逆にベルナルド選手に追加点を許してします。
第3ピリオド開始には茂怜羅選手のキックオフゴールで7-2とすると、ソーマプライア沖縄もコーナーキックを坪屋選手がピンポイントで合わせ意地を見せる。
東京ヴェルディBSは山内選手がキーパーの動きを見て追加点。最後まで粘るソーマプライア沖縄は残り時間30秒で江黒選手のシュートがイレギュラーバウンドしたところを寺本選手が頭で押し込み4点目。終わってみれば8-4で東京ヴェルディBSが勝利。大会3連覇を果たした。
優勝 | 東京ヴェルディBS |
準優勝 | ソーマプライア沖縄 |
3位 | ドルソーレ北九州 |
3位 | レーヴェ横浜 |
写真=AWESOME BEACH SOCCER、三村美和
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