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アヴェルダージ熊本BSの坂田淳選手が現役引退 今後は監督に

11月7日、アヴェルダージ熊本BSの坂田淳選手がチームSNSにて現役引退を発表した。

坂田選手は1989年、熊本県益城町生まれの29歳。チームの立ち上げから関わり、ピヴォとして活躍。チームの代表も兼任。また、2017年にはビーチサッカー日本代表にも選出された。選手としては5年間活動し、2019年シーズンをもって引退。今後はチームの監督に就任し、ビーチサッカーには関わっていく。

経歴

サッカー熊本ユナイテッドSC → 大津高校(U-18日本代表候補) → 鹿屋体育大学 → ロアッソ熊本アカデミーコーチ
ビーチサッカープラシア山口 → アヴェルダージ熊本BS
日本代表AFCビーチサッカー選手権マレーシア2017

INTERVIEW

Q. 引退を考えたきっかけは

本当にビーチサッカーにのめり込んでしまい、プレイヤーとしてプレイしたいという想いもありますが、同時にビーチサッカーをもっと普及したいという強い想いがありました。

アヴェルダージ熊本BSの代表も務めていますし、メンバーが安心してプレイに打ち込める環境をつくること。そして熊本の方々にビーチサッカーの良さを伝えていく立場になりたい、ならないといけないと思い引退を決断しました。

Q. ビーチサッカーを始めたきっかけは?

元々サッカーをやっていて、ケガをしたことでプロを目指すことを諦めなくてはいけなくなりました。それで指導者としての道を選んでいたのですけど、もう少しプレイしたいという思いがありました。「ビーチサッカーで日の丸を背負って、世界に行きたい」という想いからビーチサッカーをスタートしました。

Q. サッカーはいつまでやっていましたか?

熊本県の大津高校出身で、鹿児島の鹿屋体育大学までプレイしていました。そして指導者としてロアッソ熊本のアカデミーで教えていました。その後にビーチサッカーに転向し選手として5年間プレイしました。

Q. ビーチサッカーとサッカーの違いは?

まず裸足でプレイするので、すごく開放感があって前向きにピッチに入ることができる。地面も柔らかいのでアクロバティックなプレイができる。プレイしている自分たちもそうですが、観ている人たちを沸かせるプレイができるのが新鮮で魅力のあるスポーツだと感じました。

特に自分のポジションであるピヴォは、点を獲れるポジションですし、オーバーヘッドキックなどで観客を湧かせられるのですごい楽しいですね。

Q. 目標である日本代表になったときの気分は?

初めて日本代表に選出されたのが2017年です。当時のマルセロ・メンデス監督に呼んで頂きました。ワールドカップアジア予選マレーシアに出場しています。

国歌斉唱をし、入場した際には、日の丸を背負う重みをすごく感じました。責任とプレッシャーの中で、ここでしか感じることのできない充実感、そして覚悟を持つことができました。

Q. 今後の目標は?

今までプレイヤーとして専念していた部分がありました。アヴェルダージ熊本はチームとしてもっと良くなれると思うので、今後は今以上にチーム全体をコントロールして色々な事を取り入れながら、日本一を獲るために監督としてチームを支えたいと思います。

日頃より、ご支援・ご協力をして下さる皆様のおかげで今があります。地元熊本に恩返しをすべく、ビーチサッカーを通して多くの方々に夢と希望を与えられる存在となるよう頑張ります。

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