ビーチサッカーワールドカップ 日本はウルグアイを破り準決勝進出
パラグアイで開催されているFIFAビーチサッカーワールドカップパラグアイ2019。11月28日、日本代表は準々決勝でウルグアイと対戦した。
スターティングメンバーは照喜名辰吾、赤熊卓弥、松尾那緒弥、大場崇晃、茂怜羅オズの5人。照喜名選手がスイス戦に続いて先発出場した。
開始6分、ウルグアイのフリーキックは枠を捉えるも照喜名選手が片手で弾き出す。その1分後、松田康佑選手がファールを取られイエローカード。しかしシュートはゴールを大きく外れる。ウルグアイはこの試合、終始上手くファールを貰いフリーキックからゴールを狙ってきた。
7分待望の先制点が生まれる。ピヴォの山内悠誠選手がボールを落とし、これを走り込んだ大場選手がシュート。日本が先制する。
続いて10分、相手のパスミスを小牧正幸選手が見逃さずにダイレクトで前線へスルーパス。これを奥山正憲選手が冷静にキーパーの股抜きを狙い2点目。
第1ピリオドを2点のリードで終える。
第2ピリオド15分、右サイドから松田選手がアウトサイドで逆サイドにパス。これを田畑輝樹選手がヘディングで確実に決め3点目。日本がリードを広げる。
しかしこのあと、流れが変わってくる。
日本は時間を使いながらボールを回すも相手を脅かすチャンスは作れない。そして19分には自陣ゴール前に入ったボールを小牧選手が肩でクリアするとこれをハンドと見られ小牧選手にイエローカード。ウルグアイはこのペナルティキックで1点を返す。
第3ピリオド終盤、ウルグアウはゴレイロにかえてフィールドプレイヤーを入れより攻撃的に。31分にはピッチ中央付近で茂怜羅選手がファールを与えてしまう。ウルグアイのフリーキックはバウンドして大きく弾むが照喜名選手が顔面でブロック。危機を逃れる。その直後、今度はシュートブロックした大場選手がハンドを取られイエローカード。累積2枚目をもらってしまう。ウルグアイはこのペナルティキックは外すも、のこり20 秒で得たコーナーキックからの得点て2点目。
しかしここでタイムオーバー。日本が勝利し準々決勝進出を決めた。2005年以来14年ぶりのベスト4が決まった。
準決勝の相手は強豪ポルトガル代表。試合は30日18時00分(現地時間)から。
写真=JFA
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