ビーチサッカーワールドカップ 日本は過去最高タイの4位で大会終える

パラグアイで開催されているFIFAビーチサッカーワールドカップパラグアイ2019。準決勝でポルトガルに破れた日本代表は12月1日、3位の座をかけてロシアと戦った。

スターティングメンバーは照喜名辰吾、赤熊卓弥、田畑輝樹、大場崇晃、茂怜羅オズの5人。田畑輝樹選手がこの大会初の先発に入った。

第1ピリオド開始3分、前線へのルーズボールは茂怜羅選手が競り勝ち、右にパス。これを赤熊選手が落ち着いて決めて日本が早くも先制。

しかし7分、ロシアにディフェンスを崩され、ゴール前でザムスコフ選手にフリーで打たせてしまい同点。さらにその直後にも追加点を決められあっという間に逆転される。流れが変わってしまったかと思ったが、その直後のキックオフ。大場選手が右サイドから上げたボールに赤熊選手が飛び込みヘディングでシュート。これにはキーパーも動けず、すぐに同点に戻した。
これで勢いのついてきた日本は第1ピリオド終了間際に茂怜羅選手がフリーキックを決め逆転。1点のリードで第2ピリオドへ。

22分、照喜名選手のスローを左サイドで奥山選手が落とし、これを大場選手が走り込んでシュート。日本が2点とリードを広げる。

安心したのもつかの間、追加点の16秒後。左サイドからのザムスコフ選手のオーバヘッドで1点。さらに第3ピリオドにはいり25分。中央でマカロフ選手にディフェンスをはがされ同点とされる。

28分にはマカロフ選手のシュートは照喜名選手が防ぐも、ボールがこぼれたところをザムスコフ選手に狙われ、この試合3点目。またも逆転さえスコアは5-5。

最後まで日本も諦めずに攻めるも得点にはならず、試合終了。
日本は過去最高記録タイの4位で大会を終えた。

尚、日本は3位の座をかけてロシア代表と対戦。試合は1日4時15分(現地時間)から。

写真=JFA

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