碧南カップ2020 ラソアペーゴ北九州が男女同時優勝

10月24日〜25日に愛知県碧南市の碧南緑地ビーチコートにて「HEKINANカップ2020」が開催され、ラソアペーゴ北九州が男子女子共に優勝した。

大会は男子の部、女子の部が行われ、男子は6チーム、女子は4チームが参加した。大会は初日に3チームごとのグループリーグ、翌日に決勝トーナメントが行われた。

男子

グループAはラソアペーゴ北九州、ヴィアティン三重BS、エラシカ岐阜BSの3チーム。こちらはラソアペーゴ北九州が2勝で1位通過。2位はヴィアティア三重BS。

グループBはアヴェルダージ熊本BS、トリコアレイア、モスペリオ東北BSの3チーム。こちらはアヴェルダージ熊本県BSとトリコアレイアが1勝1分で勝ち点が並んだものの得失点差2点でアヴェルダージ熊本BSが1位通過を果たした。

グループリーグの結果は以下の通り。

グループA勝点試合得点失点
ラソアペーゴ北九州(福岡)62200176+11
ヴィアティン三重BS(三重)321011311+2
エラシカ岐阜BS(岐阜)02002316-13
グループB勝点試合得点失点
アヴェルダージ熊本BS(熊本)4211085+3
トリコアレイア(愛知)4211187+1
モスペリオ東北BS(宮城)02002812-4

上記の結果より男子の決勝トーナメントはラソアペーゴ北九州対トリコアレイア、アヴェルダージ熊本BS対ヴィアティン三重BSの組み合わせに。

準決勝第1試合、ラソアペーゴ北九州対トリコアレイアは、第1ピリオド8分にトリコアレイア石川和哉選手が先制点を決めるもラソアペーゴ北九州が逆転勝利。

準決勝第2試合、ヴィアティン三重BS対アヴェルダージ熊本BS戦も逆転劇に。
最初にヴィアティン三重BSが吉田恭平選手、鳥居祐希選手の得点で2点リードするも、第1ピリオドで熊本が追いつき接戦に。最後は熊本、上田絢心選手の4点目で熊本が競り勝った。


女子

女子は2日で5試合と過密スケージュールの中での戦い。参加チームはラソアペーゴ北九州レディース、ゾンネ鴨川BS、レーヴェ横浜フラウ、ヴィアティン三重BSレディースの4チーム。

初日の3戦を全勝した北九州と、その北九州に2-1と惜敗したものの2位通過したレーヴェ横浜フラウが力を見せつけた。
2日目はこの順位よりトーナメントが行われた。

グループB勝点試合得点失点
ラソアペーゴ北九州レディース(福岡)93300142+12
レーヴェ横浜フラウ(神奈川)63201186+12
ゾンネ鴨川BS(千葉)13012415-11
ヴィアティン三重BSレディース(三重)13012114-13

女子はラソアペーゴ北九州レディース対ヴィアティア三重BSレディース、レーヴェ横浜フラウ対ゾンネ鴨川BSという組み合わせに。
翌日のトーナメントでは、初日から強さを見せていたラソアペーゴ北九州レディースとレーヴェ横浜フラウが決勝に駒を進めた。

男子決勝は点の取り合いの九州対決

東海勢対決となった3位決定戦はヴィアティン三重BSがトリコアレイアに勝利した。

そして男子は九州勢対決に。先制したのは北九州。しかしその後熊本もすぐに追い付き1−1で第1ピリオドは終了。

第2ピリオド早々に北九州の桝田健太選手が決め、さらに赤熊卓弥選手の追加点で3−1。しかし熊本もこれに食らいつくも長廉太朗選手が決め3−2に。

第3ピリオドに入っても点の取り合いは続く。北九州が決めれば熊本は食らい付いて点差を広げない。さらに長選手をゴールキーパーに置いたパワープレーにシフトチェンジして攻撃する手を休めない。
しかし終了間際には赤熊選手にフリーキックを与えてしまう。シュートは「ゴーンっ」とゴールフレームを叩き鳴らす豪快なゴールで6−4と点差を広げる。
時間がない熊本は最後まで攻め続けるもゴールラインが割れず、ラソアペーゴ北九州が見事優勝を飾った。

準決勝1ラソアペーゴ北九州5−3トリコアレイア
準決勝2アヴェルダージ熊本BS4−3ヴィアティン三重BS
5位決定戦エラシカ岐阜BS6−7モスペリオ東北BS
3位決定戦ヴィアティン三重BS4−2トリコアレイア
決勝ラソアペーゴ北九州6−4アヴェルダージ熊本BS

女子は延長戦までもつれ込む接戦に

ヴィアティン三重BSにレディースとゾンネ鴨川BSの3位決定戦はゾンネ鴨川BSが安定した戦いで勝利し3位に。

そして決勝、ラソアペーゴ北九州レディース対レーヴェ横浜フラウ。横浜が第1ピリオドで4点のリードと勢いにのる。しかし第2ピリオドから北九州が少しずずペースを掴みだし4−3と1点差まで差を縮めて最終ピリオドへ。

第3ピリオドで北九州が追いつくも27分には横浜の田中理菜選手が5点目を追加。しかし34分に北九州の串山早希選手がまたも同点弾を決め5−5の同点で試合は3分間の延長戦に持ち越される。

延長開始1分。北九州の段原ゆい選手が6点目を決める。少し先に終了した隣のコートからは優勝を決めた北九州の男子チームから声援が飛ぶ中、ホイッスルが吹かれ、北九州が勝利。2日間計5試合を戦い抜きラソアペーゴ北九州レディースがタイトルを獲得した。

準決勝1ラソアペーゴ北九州レディース6−2ヴィアティン三重BSレディース
準決勝2レーヴェ横浜フラウ7−2ゾンネ鴨川BS
3位決定戦ヴィアティン三重BSレディース2−6ゾンネ鴨川BS
決勝ラソアペーゴ北九州レディース6−5 EXレーヴェ横浜フラウ

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