ビーチサッカー選手が地元熊本でビーチコート建設プロジェクトを立ち上げ
熊本のビーチサッカーチーム、アヴェルダージ熊本BSの松岡翔太さんが今年より熊本県菊池郡菊陽町にビーチスポーツ施設「EVOLE PARK(エボレ パーク)」の建設プロジェクトを立ち上げた。
在籍するチームではキャプテンも務める松岡さんは、2年前に東京のチームから地元チームへUターン移籍。
「自分を育ててくれた故郷にできる恩返しは何かとずっと考えていた。そのひとつとして自分が培ってきたビーチサッカーという本当に魅力で楽しいスポーツを熊本の方達、特に子ども達へ伝える事で恩返しのひとつになるのではないかと考えたのがきっかけ」と話す。
松岡さん自身もビーチコートの建設に関わるのは初の試みで、現在は土木工事業者や設備業者と打ち合わせを繰り返しながら、手探りで進めている状況だという。現段階ではコートや施設のサイズは未公開だが、ビーチバレーをはじめとする様々なビーチスポーツの使用も視野に入れてた規格を想定。また、トレーニングでの用途として様々な競技者に利用してもらうことも視野に入れている。
「土地探しから契約、現在に至るまでに本当に多くの方がご協力があり工事を進める事が出来ている。自分ひとりでは確実に成し得なかった事も実現可能になると実感し、やはり人との繋がりの中で生かされてるんだなという想いを感じてる」と松岡さん。
「ビーチスポーツ、特に個人的には現役のビーチサッカー選手として、この競技は自分、相手、観客、全員が楽しめる魅力的なスポーツだと確信しているが、マイナー競技なのが現実。競技人口、観客を増やす為には競技者として世間で話題になるような結果を残さねばという想いもある。しかし世間で話題になったとしても、実際にプレーできる場所、観られる場所がなければ一過性のことで終わってしまうのではないか。その為に出来るだけビーチスポーツに触れる環境を作り、草の根からプレーする人を増やし、観てもらえる回数を増やす事が本当の普及に繋がるのではと感じて行動を起こした。熊本空港から車で5分ほどで自然に囲まれ見晴らしが良く、空気も美味しいのでスポーツをするにはもってこいの場所。ビーチスポーツを知っている方とビーチスポーツを知らない、体験した事のない方、そのどちらもが来てくれる施設にしたい」とも。
完成予定日などはまだ公開されていないが、進行状況などはSNSにてお知らせしていくという。
Instagram:https://www.instagram.com/evolepark/
Facebook:https://www.facebook.com/evolepark/
Twitter:https://twitter.com/evolepark
写真=広大な建設予定地に立つ松岡さん
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