【吉田恭平のスタンドプレイ 第2回】ビーチサッカーを始めたきっかけ
何かを始める時には必ずきっかけがあるものです。
自分の周りの環境に当たり前に存在するものならば、そのものに触れてみて、理解し認識する事で興味を持つ。そうした様々な体験の中で自分がやりたい事を選択していきます。
当たり前の話ですが、そもそも知ってもいない、認識してないコトを始めるなんて出来ませんよね!マイナーなものになればなるほど、知る機会は少なくなります。
今回は、自分がマイナースポーツであるビーチサッカーと出会い、始めたきっかけを書きたいと思います。
僕は当時19歳で、静岡県浜松市にある「sposic cafe do」というスポーツバーでアルバイトをしていました。
その店の代表である澤田達哉さんが作ったビーチサッカーチームSPOSIC JAPANの練習に誘われた事が、初めてビーチサッカーを体験する「きっかけ」でした。
その時の僕は、柔道整復師という国家資格を取得する為に学校に通っている学生でした。サッカーを辞め、メディカルの面からサッカーに関わっていこうと、その道を選び歩み始めたところでした。しかし、本当は自分の心の中に小さな火種のような、燻っているものを感じながら勉強をしていました。そんなタイミングでお誘いがあり初めてビーチサッカーを体験することになりました。
初ビーチサッカーの場所は、日本三大砂丘の1つである浜松中田島砂丘。この広大な砂丘は、映画やドラマ・CMなどのロケ地としても有名で、他にも宇宙航空研究開発機構「JAXA」が月面探査ロボットの実験を行っています。 (余談でした)
実際にプレーしてみると、今まで体験した事のない感覚ばかり。砂に足を取られ思い通りにドリブルやパス、ボールコントロールができない!ダッシュした時の疲労度はサッカーよりも高く、体力の消耗が激しい!など「裸足+砂の上」というビーチサッカー特有の環境に難しさを感じました。
その反面、ビーチサッカーの醍醐味でもある「オーバーヘッド」やアクロバティックなプレーの数々は「砂の上」だからこそできること。怪我のリスクが殆どなく思う存分トライ出来る事にビーチサッカーならではの面白さも感じました。
その砂丘に裸足で立ち、眺める海や夕日は最高! 練習後は砂だらけなので、そのまま海にダイブ!それが最高に気持ちいい!という感じで、初ビーチサッカーは難しくも面白いものでした。
次回は、ビーチサッカーに挑戦しようと思った理由について書いてみたいと思います。
吉田恭平
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