【ビーチサッカー人として 第2回】自分の芝を青くする

所属しているビーチサッカーチーム アヴェルダージ熊本 は今週チーム活動が再開された。

活動自粛になってから約1ヶ月。
トレーニングは再開されたものの試合やリーグの日程は未だ決まっていない部分が多いとの事だ。

スポーツ選手として、試合がないというのは本当に辛い。
と同時に、エンターテイメントとして試合を見せる事ができなくなったスポーツ選手の在り方を深く考えさせられる時間にもなっている。

改めて、これからの時代スポーツ選手は競技だけを突き詰めれば良いという状態であってはならないと思う。

俗に言う「メジャー」ではないスポーツは尚更だ。

選手としての価値はもちろんだが、その人自体に何らかの価値があって、その中のひとつに競技生活という枠がある。というくらいにならなければいけないとさえ思う。

スポーツ以外に何で社会に貢献できるのか、スポーツを通して培った事で何を表現できるのか、誰かの為にどうやってその能力を発揮するのか、深く考えなければならない。

幸いビーチサッカーは、競技生活だけでは生計を立てれないからこそ半強制的に違う分野の能力が求められる。

違う分野での能力は競技に還元できるし、競技で得た経験は違う分野でも活きる時がくるはずだ。

相互に活きて、結果どちらにとっても良い。

「競技だけでは飯が食えない」から「競技以外でも〇〇の能力を持っている」という捉え方。

隣の芝はいつだって青い。
だが捉え方次第で、自分の芝を青く見せる事もいつだって可能だ。

アヴェルダージ熊本BS 松岡翔太

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